【NEWS】若江、ウエディングの現場へ復帰いたしました

ウェディング 結婚式 前撮り 後撮り 出張ヘアメイクRUKKA(ルッカ)です。
ブログをご覧頂きありがとうございます。

お久しぶりです!若江 瑠璃です*
昨年12月より産休をいただき、ありがとうございます!
1月に予定日より約1か月早くかわいい息子を出産いたしました*
本当は今年の春から保育園に預けて復職予定でいたのですが…
認可保育園に落ちてしまったのをきっかけに、
育休を延長してゆっくりお休みをいただくことにしました!

これまでは仕事モードバリバリで、母であることを感じさせない生活を送っていましたが
今は二人の息子に翻弄されながら
家族のことを第一にゆっくりとした時間を過ごさせていただいています。
それもこれも、育休を延長することを受け入れてくださった会社のおかげです♡
本当にありがとうございます!!!

と言いつつも、実は既に現場復帰し、本数を制限しつつではありますが
指名予約を中心に結婚式やフォトウエディングのヘアメイクのご予約も受け付けています!!

やっぱりヘアメイクの仕事が大好きなので、全くお仕事をしないというのは逆に健康に悪いのです(笑)

 

では長くなりましたが、復帰戦となった結婚式のことを今日は書こうと思います。

復帰戦は4月中旬の結婚式で、大好きなCRAZY WEDDINGさんプロデュースのお式でした。

CRAZYさんの結婚式では必ず【コンセプト】が用意されており、
それに合わせた【アートイメージ】もご用意されています。
それはお二人に合わせたもので、唯一無二のもの。
RUKKAのヘアメイクは花嫁様らしさを大切にしているので、
花嫁様らしさ】×【コンセプト】+【アートイメージに合うものを提案するようにいたしました。

 

今回も花嫁様にはRUKKA恒例の宿題をしていただき
宿題がどんなものか気になる方はこちらもブログも見てみてね!!
ヘアメイクの好みの方向性を知ったうえで、
どんな風に見られたいのか、どんな方々に囲まれたお式なのかなどをお伺いし

『前から見た印象は親しみやすく、後ろから見た印象は自分らしく』
というスタイルを提案させていただきました。

前から見た印象は
ニュアンスカールの前髪と華やかなお花で女性らしさや可愛らしさ、やさしいイメージを残して
バックスタイルはキュッとタイトにまとめたローポニーで意志の強さや芯の強さも感じられるスタイルにしています。

一番のポイントはアートイメージと合わせたお花
前から見たときにティアラのように存在感のある配置で飾り付け、
アクセントに左サイドのみ耳後ろにつながるようにお花を連ねて飾りました。
少し茎が見えているのは花弁だけではない植物の動きも見せたかったから。

メイクはアートイメージに合わせて【】をベースに作りました。
当初は「赤いアイラインや赤いまつエクはどうですか」とご相談いただいたのですが、
お顔立ちや雰囲気から歌舞伎っぽさが強く出てしまいそうだと感じ、
思い切って赤いアイシャドウを使うことに!!
それがアートイメージととてもマッチしていて、とってもお似合いでした♡

 

後日、花嫁様からゲストの皆様にとてもヘアメイクを誉められたというお言葉をいただきました。
ご自身が結婚式に行ったときに、こんなにヘアメイクに注目したことってあったかなとも思ったと。
ドレス姿が素敵!!と感じることは多いと思いますが、
たしかにドレスよりヘアメイクに注目が集まるってあまり多くはないかもしれません。
そんな中でヘアメイクが素敵と思っていただけるような仕事ができたと感じ、
私もとても嬉しく感じました*
ありがとうございます!

 

 

さて、ここからは少し裏側のお話。
実は今回の復帰戦のお式は
昨年のコロナの流行で1年延期をされたお二人の結婚式でした。

延期が決まったタイミングではまだ私は妊娠しておらず
ぼんやりと来年ぐらいに二人目かなと思っていた時期でした。
けどどんどん一年先へ延期をされる花嫁様が増えてきて
来年妊娠、出産したら延期組の皆さんのお手伝いが単純にできなくなってしまう。
それは困るなと。
それならば
このお二人の式に復帰できるタイミングまでが妊娠トライのリミット
と考えが変わりました。

勿論狙ったタイミングで妊娠できることってなかなかないと思うのですが、
そこでできなかったら二人目はあきらめるという選択も頭にありました。
女性として、家族にとっての大きな人生の決断を
コロナ流行をきっかけにするなんて大げさだし愚かだと思われるかもしれません。

けれど、突然のコロナ流行により延期を余儀なくされた花嫁様たちは
本当に心をすり減らしながら準備と向き合わなくてはいけなくなりました。
そんな花嫁様たちとのヘアメイクをするというお約束を
延期をきっかけに担当できなくなるのは嫌だと心から思いました。

もしかしたらそれは私のエゴでしかないのかもしれませんが、
それでも私の人生の選択を左右するに等しい大切なお仕事だったのです。

 

もちろん花嫁様たちにそんな重たい気持ちは事前には伝えていません。
結果的に無事子供を授かれて、無事出産し、無事ヘアメイクを担当できたから今だからこそ語れています。
むしろ妊娠に向けて背中を押してもらった部分もあるかもしれません。
そういった意味でも、お二人のお式は私にとっても想い入れがある一日になりましたし、心から感謝しています。

 

私がそんな決断をして妊娠・出産をしているなか
お二人は、もう結婚式をやる意味ってあるのかなと心が折れそうになったこともあったそうです。
それでもなお執り行われた結婚式では
お二人がゲストの皆さんに本当に愛されていると、その場にいた全員が肌で感じ
同時にお二人も皆さんのことを心から大切な存在だと思っているのだと
ひしひしと伝わる空間でした。

 

そんなたくさんの愛にあふれた現場が復帰戦で本当に良かったと感じましたし、
私も人生における大きな決断をしてよかったと感じました。

心から素敵だなと感じるウエディングの現場を体感することで
まだ小さい息子を置いて、家族に負担を負わせてまでする仕事であるのかと問われたときに
その価値がある仕事だ
と胸を張って言えると改めて確認することもできました。

しいなさん、きんさん、
お二人の大切なお式のヘアメイクを私に任せていただき
本当にありがとうございました!!

まだまだ不安な状況が続いていますが、
これからもヘアメイクという立場を通して、
微力ながらも結婚式をすると決めた花嫁様のお力になれるようこれからも努めて参ります。
どうぞよろしくお願いいたします!!

若江 瑠璃

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